アンテナケーブルの接続って、慣れていないとけっこう難しいものです。
とくに「分配器」や「分波器」を使って複数のテレビを繋ぐとなると、これまた難しいものです。
そもそも分配器とか分波器とか。
皆様ご存じですか?似たような字でもちゃんと役割があるんです。
アンテナの周辺機器には、電波を2つにわける「分配器」と、
電波の種類をわける「分波器」があります。
この2つを間違えてしまう方が多いので、注意しましょう!
■複数台テレビを設置したい時は「分配器」を使う
分配器とは、地デジやCATV、BS/CS放送といった電波を均等に分配する装置のことです。
・複数台テレビを設置したい
・BDレコーダーにも接続したい
そういった要望があるご家庭で使用する機器です。
設置台数によって「2分配器」「3分配器」「4分配器」という風に分かれております。
ただし電波をわけるほど1台あたりのテレビに届く電波が少なくなってしまうので注意してください。
■BS/CS番組を見るには「分波器」を使う
「分波器」は、分配器と名前が似ていますが、用途は全く違います。
分波器は、地デジとBS/CS放送の2つの電波を1つのアンテナ線で受信した時に、
それぞれの回線にわけるはたらきをするものです。
「地デジだけでなく、BS/CS番組も見たい!」というご家庭は、
分波器を使って電波を2つのケーブルにわけると両方の電波が安定するのでオススメです!
簡単に説明すると上記のような使い方をするものです。
ようは、お客様がご自宅で何台テレビを設置したいのか!
BS/CSも見たいのか?それによって変わると言う事ですね(#^^#)
分配器の値段は、だいたい100円~2,000円ほど。
値段にばらつきがあるのは、製品の耐久性や性能が違うからなんです。
分配器は、家電量販店やネットショップのほか、100円均一でも買う事は出来ます。
ただ、安すぎるとやはり脆くて、短期間の利用なら安価なものでも大丈夫ですが、
「5年以上部屋で使いたい」という場合は、安定性のある国内メーカーのものを購入するようにしましょう。
また、分配器には、「全端子通電型」と「1端子通電型」の2種類があります。
BSアンテナはテレビから電気を送ることで放送を受信する仕組みになっているので、
通電効果のある分配器を使用しなければ、BS放送を受信できません。
「全端子通電型」は、すべての出力端子で通電しますが、
「1端子通電型」は1つの端子のみ通電します。
このため、1端子通電型のほうが値段が安いという特徴があります。
上記の通りテレビの台数によって分配器の系統が異なりますので、
2分配器なのか、4分配器によって値段も工事方法も異なります。
ただ、繋げれば繋げるだけ1台あたりは弱くなってしまいますので、
接続する分配器の数は少ないに越したことはありません。
もし!このブログをご覧になられている方が、ご自分で設置を考えているのであれば!!
下記4点はおさえておきましょう!
◆アンテナ端子からテレビまでの長さを測る
◆必要な長さのアンテナケーブルと、分配器を用意する
◆【アンテナ→分配器→テレビ】の順になるように接続する
◆複数のテレビがしっかりと映るか確認する
仮に上記4点を箇条書きにされただけじゃわからない(泣)
という方は、正直に申し上げます。
≪ご自分で設置するのは諦めましょう≫
今後、勉強や経験を積むことで自分で出来るようになるかもしれませんが、
きっとその時は上記4点を見ただけで、
あ~なるほど。こうすればいいのか。
とすぐにわかるはずです。
現時点で分からない・イメージが出来ない場合は取り急ぎ現段階ではプロにお願いした方が宜しいかと思われます。
決して難しい工事ではないのですが、
自分でやって余計な費用とお時間を要しても勿体ないので。
当ブログで紹介している業者さんならば安価で丁寧に素早く対応してくれますので、
もしご自宅に複数台のテレビを設置したい方は、
こちらのブログに掲載されている業者さんに一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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