アンテナは1度設置すれば10年以上もつ、
長期的な住宅設備です。
ただ、やはりどうしても経年劣化してしまったり、
思わぬ被害により破損や故障をしてしまう事もございます。
そんな時、症状や状況によって費用が大きく異なりますので、
ほんの少しだけでも事前に知っておくと、何かの時に役立つかもしれません。
いわゆる【アンテナ修理】というのは、幅が広いです。
向きを変えるだけでも修理ですし、
破損部品を取り換えるのも修理になります。
大体の相場としては:
・向き調整
5000円~10000円前後
アンテナの向きが変わると、電波を受信できず、テレビの映りが悪くなります。
外からアンテナを見てみて、昨日となんとなく位置が違うな……
と感じたら向き調整の依頼を業者さんに依頼しましょう。
・立て直し
10000円~20000円前後
「E201」というエラーコードは、地デジもしくは衛星放送の受信レベルが下がったときに出る表記です。
受信レベルまたはアンテナレベルが下がっている可能性がございますので、
テレビ背面のケーブルの抜き差しやテレビの再起動によってエラーコードが消えない場合は、
アンテナ本体の向きが変わってしまったか、故障している可能性があります。
・アンテナの撤去・処分
10000円~20000円前後
引っ越しや中古物件を購入した際に多いのがアンテナの撤去です。
例えば、新居にお引越しするにあたり、アンテナを撤去だけして欲しい。
という方も多いです。
もしくは地デジアンテナ視聴をやめて、ケーブルテレビ視聴に切り替える方も、
アンテナが不要になるのでアンテナ撤去だけを依頼するというケースがございます。
・アンテナの交換
25000円~50000円前後
経年劣化や天災により、アンテナが破損し、
部品の修理ではなく、一式丸々を交換した方が良い場合があります。
・電波調整(ブースター設置)
15000円~30000円前後
アンテナ設置時は十分な電波がキャッチ出来ていたものの、
時代の変化に伴い、周辺環境が変わるご家庭もございます。
周りに高層のマンションが建つということもございます。
そうなると電波が十分にキャッチ出来ず、
ブースターと呼ばれる機器を設置することにより、電波を増幅させる必要があります。
・分配・配線工事
15000円~30000円前後
テレビを視聴できる部屋を増やしたいという場合は、電波を分配する必要があります。
家族人数に変動があった場合などに依頼する事が多いでしょう。
アンテナ修理というのはこれらの項目に分けられる事が多いです。
費用は様々ですが、5000円~25000円くらいが多いです。
仮に、上記全てを行うとすれば5万6万こえてしまいますので、
修理ではなく、【買い替え】を推奨致します。
そのため、アンテナ修理費用=いくら!とは一概に言えない形になります。
どこをどう治すのかによって費用が異なるからです。
ただ、一般の利用者様からすれば、
どこがどう壊れているのかなんて分かる事が少ないと思われます。
■火災保険適応の場合■
アンテナの破損状況によっては正当に火災保険を使用することが出来ます。
2023年の夏、某車屋さんの事件が発覚し、
保険業界も一段と厳しい目を持ち始めましたが、
そもそも誤った使用をするから問題になるわけでございまして、
正当に使用する分には全くもって問題ございません
台風や竜巻、積雪などの自然災害が原因でアンテナが故障した場合、
修理費用に火災保険が適用される可能性があります。
火災保険を利用したい方は、「見積書」「領収書」「損害状況写真」の3つが必要です。
アンテナ修理を依頼する会社に、書類や写真を用意してもらいましょう。
1加入している保険会社に、保険金がおりるかどうか相談する
2アンテナ修理を業者に依頼する(損害状況写真を撮影してもらう)
3保険会社から送られた書類に「見積書」「領収書」「損害状況写真」を添付して、保険会社に郵送する
4申請が通れば後日、保険金が振り込まれる
大雨や落雷の翌日というのはテレビ映りに支障が出やすいです。
アンテナの向きが少し変わった程度であればご自身で修繕が可能かもしれませんが、
基本的に高所に設置されている事も多いですし、
保険適応により、ご家庭のお財布負担を少しでも軽減できる場合がございます。
なかなか一般の方では難しい事やご不安な事もあるかと思います。
テレビ映りに異常を感じた際は、速やかに専門家に相談し、
適切な処置を相談してみましょう。
くれぐれも相談です!焦ってすぐに依頼するのではなく、
まずは落ち着いて、ご自身の状況を出来るだけ詳しく説明をしてください。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば丁寧にスピーディーに。
皆様一人一人に最適なプランを提案してくださいます。
ぜひ参考にしてください!(^^)!
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