何気なくテレビを楽しんでいる最中、急にテレビが『プツーン』とブラックアウトしてしまう事がございます。
真っ暗になり、何も表示されないという事象です。
ほとんどの方が、《経験されておらず》自分の身にふりかかるとは思っていない事でしょう。
ですが、季節を問わず、毎日そういったお問合せを専門業者さんは受けております。
明日は我が身ではございませんが、誰にでも起こりえる現象ですので、
事前の対策や、発生時の対処法などは予め頭の片隅に入れておいて損はございません。
地上デジタル放送で発生する電波障害には、主にブラックアウトとブロックノイズの2つがあります。
これらの問題は、主に電波不足と接触不良が原因とされています。
ブロックノイズは、映像がモザイク状に乱れ、
ブロック状の歪みが生じることを指します。これにより、視聴が困難になります。
一方、ブラックアウトは画面が完全に真っ黒になり、何も見えなくなる状態です。
ブラックアウトも電波不足と接触不良が原因ですが、ブロックノイズとは異なり、ブラックアウトでは視聴可能なアンテナレベルの電波が届いていないため、映像が全く表示されません。
ブラックアウトが起きる原因というのはいくつかありまして、
大体は下記のような事が原因です。
①電源供給
電源ケーブルやコンセントの接触不良や故障が原因となることがあります。
電源ケーブルやコンセントを確認し、接触不良がないか確認します。
必要に応じて電源ケーブルを交換することも考慮しましょう。
②ケーブル類
アンテナケーブルやHDMIケーブルなどの接触不良や断線、
不適切な接続がブラックアウトを引き起こすことがあります。
HDMIケーブルを確認し、接続が正しく行われているか確認します。
断線や接触不良があれば修理または交換を検討しましょう。
③ソフトウェア
テレビのファームウェアやアプリケーションのバグ、更新の必要性がブラックアウトの原因になることがあります。
テレビのファームウェアやアプリケーションが最新のバージョンに更新されているか確認します。
必要に応じてアップデートを行い、問題が解消するか確認しましょう。
④受信環境の問題
テレビ電波は、映像と音声の電気信号に変換され、アンテナなどで受信されます。
しかし、アンテナの感度が低いと、電波障害(ブラックアウトなど)がより頻繁に発生しやすくなります。
テレビ画面が真っ暗で映らない場合、通常はテレビ自体に問題があることが多いです。ただし、アンテナを使用している場合は、電波の受信に問題がある可能性も考えられます。
※アンテナに異常がありそうな場合※
・傾きの確認
・折れているかどうかの確認
・錆具合の確認
・鳥類の衝突及びフンなどの確認
これらは目視で確認が出来る為、確認を必ず行ってください。
ただ、傾きや折れ具合というのは正解のパターンを知っておかないと確認の取りようがありませんので、
正常にテレビが映るあいだに、色々な角度からお写真を撮っておくのがベストです!
急にテレビが暗くなってしまうので、
驚きますし混乱もされると思います。
慌てず冷静に。まずはコンセントの抜き差しを行って頂き、
それでも解消されない場合はアンテナ位置の確認を。
仮に前日が大雨や地震等の天災が起きているようでございましたら、アンテナの異常の可能性が高い為、
当ブログで紹介させて頂いている専門業者様へのご相談というのはおススメです。
専門家の意見を聞くだけでも安心しますし、簡単な事であれば無料で教えてくださいますので、
費用もかかわず手軽にご自身での修理も可能な場合があります。
ちょっとした事で、テレビが映らなくなるということはございますので、
お困りの際は気軽に相談された方がいいでしょう。
そしてまずは!正しいアンテナ位置をお写真に保存しておくことをオススメ致します!
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