だいぶ長い事設置されている場合、どうしても経年劣化というのはしてしまうもので、
特に梅雨や台風時期は天災被害に合われる場合もあり、
テレビが映らなくなるというだけで済めばまだ不幸中の幸いですが、
万が一落下などして、通行人にケガを負わせてしまったり、
隣家の窓ガラスを割ってしまったりという事もございます。
そうならない為にも定期的な点検や補修は行って頂きたいものです。
BSアンテナの交換時期は、長期間使用するテレビ設備の一つとして気になるポイントです。
アンテナの経年劣化や状態の変化など、
適切な受信や快適な視聴環境を維持するためには、
適切なタイミングでの交換が必要になります。
≪BSアンテナ≫とは、パラボラ型の形状を持つ白いお椀状のアンテナです。
BS放送用の電波は、地上3.6万キロの位置にある静止衛星から送信されます。
この電波は比較的弱く、また超高周波の送信周波数を使用しているため、
電波を効果的に受信するためにパラボラアンテナが採用されています。
屋根の上に設置されている事が多いですが、ベランダ設置が出来る環境の方は、
ベランダに設置されている場合もございます。
主に金属製ということもあり、屋外に設置されているため、
使用中に劣化が進むことがあります。
BSアンテナは屋外に設置され、静止衛星に向けられています。
その方角は南南西であり、地域によっては太陽光を直接浴びる時間が長い場合もあります。
アンテナは白く塗装されており、太陽光を吸収しないようになっていますが、
それでも紫外線などの要因によって劣化が進むことがあります。
一般的に、BSアンテナの寿命は約10年とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、周囲の環境によって寿命は異なる場合もあります。
地域によってだいぶ劣化スピードは異なりますので、
お住まいのエリアが下記に該当するかというのはチェックしておいた方が宜しいです。
・雨が多い:
日本国内では雨が酸性傾向なので、金属部分が錆びる可能性があります。
・気温が高い:
紫外線が強い地域では塗装が剥がれやすくなる場合があります。
・台風地域:
風が強い地域では、反射鏡や固定金具に負荷がかかる可能性があります。
・沿岸地域:
海風には塩分が含まれており、海に近い地域では劣化が早く進むことがあります。
・降雪地域:
雪の降る地域では、雪によって固定金具などに負荷がかかる場合があります。
アンテナ交換をされたり、修理やメンテナンスをされるタイミングとしては、
・テレビ映りが悪い
・アンテナ位置が変わっている
・アンテナが揺れている
・サビ具合が目視で分かる
これら4点は注意です。
ベランダ設置などでご自分で対応出来る場合は雑巾で拭いたり、
金具を締め直したりというのが出来る場合もありますが、
屋根上に設置されている場合は、専門業者に依頼し、
点検をしてもらってください。
■日頃から出来るお手入れ方法
・雨上がりには雨水を拭き取る
・月に1回程度、乾拭きを行う
・年に1回程度、防錆処理を行う
・塗装が剥がれている場合は、塗り直す
ただ、こちらも屋根上に設置されている場合は推奨出来ません。
アンテナの落下ではなく、ご本人が落下してしまうという可能性もございますので、
専門業者に依頼をされた方が宜しいかと思います。
優良業者さんでしたら、日程を指定さえしなければ、
近くの現場のついでに寄らせてもらうなどで、
無料点検をしてくださるところも多いです。
BS放送というのは専門的な番組も多く、
テレビを楽しみたい方や、ご自宅時間が長い方には、
とてもメリットのあるサービスだと思います。
地上波のデザインアンテナとは異なり、
どうしても屋外に設置することが多い都合上、
劣化も早く交換や修理というのは意識された方が良いです。
本当に最悪の事態になる前に、特に梅雨時期というのは警戒された方が良いかもしれません。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば、
スムーズな対応だけではなく、専門的な知識と膨大な施工データがございますので、
長年ご利用されている場合は、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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