台風や地震等、天災によりアンテナの向きや位置が変わってしまうという事は度々ございます。
そういった時は専門業者に依頼するのが一番早くて正確なのですが、
天災の被害に合われた場合は周りご近所様でも同じように被害に合われた方が多い事が予想され、
アンテナ業者が混みあう事が予想されます。
なので!
もしもの時に備え、ご自身でも出来る事は最低限だけでも把握しておいた方が宜しいです。
①アンテナの正しい位置を知っておく
今現在TVに何も異常が無いのであれば、
今のアンテナ位置というのは正しいものになります。
つまり、平和な時期に、アンテナの設置状況や位置、向きなどを写真に撮っておきましょう。
下記は少し専門的にはなりますが、覚えておいて損は無いです。
正確には覚えるというより、メモか何かに控えておいた方が良いかもしれません。
当ブログのこちらのページをブックマークでも全然OKです(#^^#)4
基本的なアンテナの仕組みは下記のようになっています。
・導波器:
電波を放射器に導く役割をしています。
アンテナの頭の部分で、送信塔に向けるのはこの導波器です。
棒状の部位は素子(エレメント)と呼ばれ、
本数が多いほど電波を受信する性能が上がります。
・放射器:
導波器で導かれた電波を集め、給電部へ送る役割をしています。
「くの字」になっている部分で、アンテナのお尻の部分に当たります。
・給電部:
放射器から送られてきた電波に給電をして、電気的な信号に変えています。
・反射器:
アンテナの後方からの不要な電波を遮り、必要な電波を放射器に反射させています。
これらが現在どのように設置されているのかを写真に撮っておくだけで、
なかなか便利です。
天災後に何かの向きが変わっていれば、そこを治せばOKです☆
②アンテナの正しい向きとは!
地上デジタル放送用の電波は送信塔から送られておりまして、
各住宅にあるテレビアンテナで受信する形になっております。
よほどの事が無い限りは同じ地域であれば、
同じ送信塔から電波を受信している形になりまして、
大体ご近所様のアンテナ向きはみんな同じ方向になっている事が多いです。
もし、前述の通り、通常状態のお写真などを撮っていない場合は、
ご近所さんを見回してみて、アンテナ位置を揃える事で解消される事も多々ございます。
もう1つ別の方法と致しましては、
【インターネットで送信塔の位置を調べる】という方法もございます。
一般社団法人「放送サービス高度化推進協会」のホームページでは、
地域にある送信塔を調べられるサービスを展開しています。
これはなかなか知られていない事です。
ホームページにアクセスし、お住まいのエリアを入力し、
電波の受信状況および中継局が地図上に表示されます。
地図をもとにアンテナ位置を戻せば解消される事もございます。
アンテナの設置位置によっては屋根の上や危険を伴う場所も多いです。
位置を治すという簡単な方法ではございますが、
高所での作業や、専門的な道具を用意するなど。
何かと危険と費用が必要なことも多いです。
天災の翌日などは確かにアンテナ業者が混みあうのですが、
当ブログで紹介させて頂いているアンテナ業者さんでございましたら、
オペレーターさんや職人さんの数も多いところばかりでございますので、
万が一のために、いくつか業者さんは目星をつけておいた方が良いです(#^^#)
ぜひ当ブログが参考になりましたら幸いです。
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