急にテレビにノイズが走り、映りが悪くなる、音がとぎれとぎれになる。
そんな経験ありませんか?
現在のデジタル放送で見られるブロックノイズの原因は、大きく分けて3つ。
・電波不足
・接触不良
・機器の故障、劣化
上記が考えられます。
おそらく、地デジやBSの特定チャンネルにノイズが出るのは電波不足が原因。
録画にノイズが出るのはケーブルの接触不良、
もしくはBDレコーダーの故障が原因の可能性が高いです。
ノイズを解消する為に、
アンテナの向きと配線を調整し、
電波状況を改善する必要があります。
テレビのノイズにはいくつかの種類があります。
中でも、現在の ノイズ被害のほとんどが 「ブロックノイズ」 と言われています。
ブロックノイズとは、映像の1部がモザイクのようなブロックに変換される現象のことです。
その他多く見られる現象は、
・モスキートノイズ
高画質処理が追いつかず、画質がJPEGのように劣化してしまうのがモスキートノイズの特徴です。
モスキートノイズは、4K放送をテレビで受信する際に発生することが多いようです。
これはテレビの開発上の問題なので、今後の製品のスペック向上に期待するしかありません。
・バーストノイズ(フリーズ)
バーストノイズとは、画面の1部が静止画になってしまうノイズです。
画面のフリーズと共に、ブロックノイズを併発することもあります。
このノイズは電波不足が原因で、少し経てば回復することがほとんどです。
アナログ放送時代には、スノーノイズ(砂嵐)やパルスノイズなど、複数のノイズがよく発生していました。
最近砂嵐なんて起きていないというご家庭が多いのでは?
アナログ放送には電波を送る距離が長くなると品質が劣化するというデメリットがあり、
ノイズが発生しやすい環境だったんですが、地デジ放送になり改善された為、砂嵐が少ないという事になります。
大抵の方が地デジアンテナを設置してTVを視聴されている事が多いと思います。
ノイズ時の対策としては下記!!
①チャンネルの再設定
テレビを再起動して、リモコンのメニューボタンから設定を行いましょう。
②ケーブルの再配線
ケーブルの接続が緩んでいたり、端子が折れていることが原因でノイズが発生することがあります。
端子をひとつひとつ確認しながら、しっかりと配線し直しましょう。
刺さっているものを1度抜き、1時間程度してから同じ場所に刺してみてください。
意外とこれで治ったりもするものです。
③機器の劣化、故障の確認
アンテナの寿命は、一般的に10~15年と言われています。
特に屋外に設置したアンテナは、雨風にさらされて劣化が早くなる傾向があります。
古くなっていたり傷みがひどい場合は、買い替え時の合図かもしれませんね。
④アンテナの向き調整
テレビアンテナは、少しでも向きがずれると映りが悪くなってしまいます。
強風や豪雨で曲がってしまう事もありますので、
昨日と向きが違うと感じたら専門業者に依頼しましょう。
⑤電波強度の調整
電波の通り道に新しいビルが建設されると、それだけで電波障害を起こす可能性があります。
受信レベルを調べる事が出来ればレベルが高い所に設置をすればいいのですが、
なかなか一般家庭でレベルを測る機器を持っている方は少ない為、
専門業者に依頼した方が安くて早いかと思われます。
大きな天災が生じた際はノイズが発生したり、アンテナの位置や向きがズレてしまうということもございます。
ただ、特に天気も良かった!
思い当たる事が無い!という場合は機器の劣化が考えられますので、買い替えた方が宜しいでしょう。
買い替えた時はそのままプロに設置してもらう事も可能ですが、
買い替えではなく、部品やアンテナによるものだった場合は、速やかに専門業者にお願いした方が良いです。
特に悪天候の次の日はどの業者さんも電話回線がパンパンになります。
危ないと思ったら天気予報を確認し、悪天候を見つけ次第、予約だけでも先にしておいた方が良いかもしれませんね。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、どこも丁寧に親切に相談に乗ってくれますので、
異常が出た際はぜひご連絡してみてください。
Comments