地デジアンテナも経年劣化するものでございまして、
当然寿命がございます。
一般的には大体「 10~15年 」で寿命が来ると言われています。
しかし、この年数は あくまで目安で、
アンテナによっては 5年で寿命が来てしまう事や、逆に20年以上長持ちする場合もございます。
寿命に差があるのは、主に以下の要因が考えられます。
・住んでいる地域
・アンテナの設置状況
・アンテナ周辺機器の品質
地域なんかは個人ではどうすることも出来ませんが、
設置状況や機器のランクなどはご自分でも多少は選べるところでございます。
テレビアンテナ自体、そう何度も買い替えるものではなく、
ほとんどの方が人生で数回程度の経験だと思います。
そのため交換タイミングが分からないという方も非常に多く、
大抵の方は【壊れてから】交換する方が多いです。
ただ、壊れてからですと、当然テレビが見れません。
業者が来るまでテレビが見れないというのはなかなかツライ状況でして、
出来る事なら壊れる寸前に交換したいものですよね。
テレビアンテナの交換めやすは、設置から約10年と言われています。
この数字は、「10年経ったらいつ故障してもおかしくないですよ」ということです。
そのため、今はまだ何も異常が無くても、とりあえず業者さんにメンテナンスだけでも相談してみた方が良いかと思います。
アンテナが壊れる前には前兆や違和感を感じる事が多いです。
・テレビの映りが悪くなる
・番組取得が遅くなる
こういった症状が出始めたらいよいよ危険水域です。
■八木式アンテナの場合
・素子(細い骨のような部分)が破損している
・素子の内部が露出している
・支線がたるんでいる
・支線が切れている
・ステーアンカーが取れている
どれか該当するものがある場合は危険な状態です。
■BS・CSアンテナの寿命のサイン
・表面(お皿のような部分)の塗装がはがれてきている
・裏面の取付金具が錆びてきている
・支柱や取付金具がグラグラする
このような症状が確認出来たら危険です。
ただ、上記はプロの専門業者がチェックする項目になります。
ご自身でも確認は出来ますが、高所設置の場合は危険が伴うので、
業者にお願いした方が良いでしょう。
◆ご自身で出来る寿命を延ばす方法!!
①錆に気を付ける
住んでいる地域 によって、テレビアンテナの寿命は大きく変わります。
台風の多い日本海側や海の近くだとアンテナの寿命が縮んでしまう可能性が高いです。
最新のテレビアンテナは、錆びにくいステンレス製のものが多いですが、
古いタイプのアンテナにはまだまだ 銅線やアルミ を使っているものがあります。
錆が進行すると、ドライバーを使っても取り外すことができなくなる・劣化したアンテナが倒れて人にケガをさせるなどの事故につながる可能性もございますので、極めて危険です。
その為、防水・防錆加工はしっかりとされた方が宜しいかと思います。
②設置場所をしっかり考える
アンテナの寿命は、 設置する場所 によっても変化します。
大抵はこれらの場所に設置していると思われます。
・屋根上
・ベランダ
・軒下壁面
・屋根裏部屋
テレビアンテナは雨や風だけでなく、日光や排気ガスからも影響を受けます。
そのため、屋根上設置の場合は寿命も縮みやすいと言われているんです。
となると、室内に設置すればするほど寿命は長くなります。
ただ、電波感度は室内になればなるほど落ちるので、感度と寿命。
検討する必要がございます。
③アンテナ周辺機器
アンテナは ケーブルの接続部分から浸水したり、錆が広がることで劣化してしまう ケースが多いです。
このような被害を避けアンテナを長持ちさせるためには品質のよい周辺機器を選ぶことが大切です。
ただ、なかなか素人の方は分かりません。
家電量販店や近くの電気屋さんなどで、どういった機器があるのか、
自分の自宅ではどのランクの機器が良いのかなど、相談してみるのが一番でしょう。
業者に依頼をすると費用もかかってしまいますので、
まずはお近くの量販店にてご相談されるのが宜しいかと思います。
ただ、どうしてもご自分では出来ない事もありますし、
完全に壊れてからではそれこそ費用も高騰してしまいます。
設置後10年以上経たれている方は、なるべくお早目にメンテナンスや点検の依頼を業者様にされる事をお勧め致します。
当ブログで紹介している業者さんならば速やかに点検してくれますよ(#^^#)
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