基本的にはテレビアンテナは屋根の上に設置することが多いです。
というのも上空にいけばいくほど障害物も減り、電波感度が良いとされているからです。
ご自宅で一番上空というのは屋根のなる為、
屋根上にアンテナを設置することが多いです。
ただ、外に設置するということは、
天災の影響を受けたり、鳥害に合ってしまう事もございます。
多くの人が魚の骨みたいな形をしたアンテナを、思い浮かべるのではないでしょうか。
これは「八木式アンテナ」とよばれ、テレビが出始めたころから現在まで長い間使われ続けています。
デザインアンテナと室内アンテナは、どちらも薄型長方形パネルタイプが一般的です。
また室内アンテナには、卓上型や壁に貼り付ける「ペーパータイプ」もあります。
八木式アンテナは、上記の通り基本的に室外の屋根上へ設置します。
ただし、見栄えの問題から室外設置を避けるケースも多く、特にデザイアンテナは屋根裏設置を希望する方が多いです。
室内アンテナは文字通り室内に設置しますが、電波の受信状況によって、置く場所に制限が出る場合もあります。
単純に電波の受信感度を比較すれば、八木式アンテナがもっとも性能がよく、室内アンテナが一番弱いです。
基本的に室内アンテナは、電波の強い「強電界エリア」で使われることを前提につくられています。
「室内アンテナはどこでも使えるわけではない」ということをしっかりと頭に入れておいてください。
室内アンテナの設置が人気なのは単純にメリットが多いという事が考えられます。
・価格が安い
・自分で取り付けが可能
・メンテナンスが楽
・天災の影響を受けない
・景観を損ねることがない
なんといっても費用面は非常に魅力的です。
簡単に自分で設置が出来る事からDIYに興味がある人はご自分で設置されている事も多いようです。
自分で設置した場合は数千円でおさまる事も多く、
業者に依頼するとどうしても1万~2万はかかってしまう事が多いため、
もし、DIYや電気関連に知識が無く、自分で設置してみたい…とお考えの方。
地デジアンテナの性能には、「動作利得」「素子数」「電界強度」という3つの要素が大きく関係してきます。
どれかひとつ突出していればいいわけではなく、3つの要素のバランスがとても重要です。
動作利得とは、簡単にいえば「受信感度」のことです。
単位はdB(デシベル)で表示され、数値が大きいほど受信感度が高いことになります。
最低でも、強電界エリアで3〜5dB以上の能力は必要です。
素子数というのは、八木式アンテナの骨のような棒状の部分が「素子」です。
素子数が多いほど動作利得が高くなる性質がありますが、
室内アンテナはおおよそ4〜8dBしかありません。
室外アンテナの平均20dBに比べると、性能的には正直かなり劣ります。
電界強度は、電波の強さを表す言葉で、電波の強い順に①強電界(80dB以上)②中電界(70dB以上)③弱電界(60dB以上)という3つのエリアに区別されています。
室内アンテナは「強電界用」といったように、エリアごとに選べる商品が決まっていますので注意が必要です。
これらの事が分かるようであればご自分で部材を買って、設置することも可能かと思いますが、
日常生活で使うものではありませんので、全く分からない…という方は業者さんに依頼される事をおススメ致します。
最近では業者数も多く、色々なアンテナ種類などもあるため、混乱される事も多いですが、
当ブログにてご紹介させて頂いている業者さんであれば、安価で丁寧な工事を武器としている業者さんばかりですので、
安心してご相談くださいませ。
室内アンテナでおしゃれなご自宅を作り上げましょう!
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