新居へのアンテナ設置!
屋根の上に設置するご家庭も多いのですが、
屋根の上って簡単に見る事は出来ませんよね。
悪い言い方をすれば、悪徳業者に騙されてもなかなか気づかない部分になります。
もちろんそういった業者さんは少ないのですが、
『まさか自分が引っ掛かるわけがない』と思っている程、何故か引っかかってしまうものです。
なので必ず業者さんが引き上げる前に、ご自身で確認をしましょう!
ではどこを確認すればいいのか?
色々大事なポイントはあるのですが、
今回は『屋根馬』と呼ばれる土台部分を覚えてください!!
屋根馬とは、新規でアンテナを設置する場合やBSアンテナを追加する場合に、
屋根にアンテナを固定するための土台のことです。
アンテナの屋根馬には、
・一般的な屋根馬
一般的な屋根瓦は、素材は溶融亜鉛メッキ製とステンレス製があり、
ネットなどで1,500〜7,000円で販売されております。
屋根馬にアンテナマストを差し込んで使用しますが、家庭用のものであればほとんど対応可能です。
最近では、屋根馬の脚の部分に横棒(ステー)を加えて補強した屋根馬も販売されています。
・BS用屋根馬
BS用のパラボラアンテナを設置する場合に最適な屋根馬です。
BS用屋根馬は、5,000円程度で販売されています。
重いBSアンテナマストを支えるために、マストを差し込む部分が長く頑丈に作られています。
屋根馬とマストがしっかりと固定されているため、雨や風によってマストが回ることはまずありません。
マストを継ぎ足せば、地デジ用アンテナも同時に設置できます。
・アマチュア専用屋根馬
アマチュア無線を利用するためのマニアックな屋根馬です。
基本的にはアマチュア無線の屋根馬は専用である必要がなく、一般的な屋根馬で問題ありません。
しかし、アマチュア無線では通常よりも長いアンテナマストを使用することがあります。
このような場合はアマチュア無線専用の頑丈な屋根馬が必要です。
長いマストに大きなアンテナを設置すると、
風の影響で回ったりゆがんだりする可能性があり、通常のテレビ用の屋根馬では強度に不安があります。
アマチュア無線用屋根馬は、20,000円〜40,000円程度と、一般的な屋根馬の10倍程度の価格です。
という3種類があります。
なので、自分がどういったテレビ視聴をしたいのかというものを把握し、
対応している屋根馬がついているのか、しっかり固定されているのか確認をしていきましょう。
屋根馬のサイズは棟瓦の幅で決まっています。
棟瓦とは、屋根面と屋根面がぶつかって山折りになっている頂点の瓦のことです。
この棟瓦の幅によって屋根馬を選びましょう。
屋根馬の素材は、ほとんどが耐食性に優れた塩害対策用の溶融亜鉛メッキ製です。
風や雨にも耐えられるよう耐候性が高いといわれています。
塩害の多い地域では、防サビ性能がさらに高く耐久性に優れたステンレス製がおすすめです。
ステンレス製の屋根馬の種類は少なく、サイズも一つしかありません。
海に近く塩害が多い地域では、ステンレス製を選ぶのがおススメです。
■確認事項:
アンテナマストに必要なものを取り付ける
設置する前に、アンテナマストに次のものを全て取り付けておきます。
・アンテナ
・ステー止めリング
・ケーブル類
これらは必ず使用します。
使用しないで設置というのも難しいのですが、緩みとかは職人の腕の差になりますので、
しっかり固定されているのか、綺麗にケーブルがまとまっているのかなど、
確認してください。
最後にちゃんとテレビが映るのか確認をするのですが、
ごくごく稀に確認をしない業者さんも居るそうです。
その場合は本当に要注意です!
どの仕事もそうだと思いますが、自分が工事したもの、作ったもの、確認ってしますよね。
飲食店であれば味見をすることでしょう。
必ず業者さんにテレビが綺麗に映るのか確認をしてもらってください。
受信感度はアンテナの向きにより数mm単位で違ってくるため、慣れていないと難しい作業です。
そのため、条件が悪い場合は確認作業をせずに帰ろうとする職人も居るようです。
工事中、ずっと立ち会う/張り付いて見ているということも難しいでしょうし、
お客様の目を盗んで、『さっき確認しておきました』なんて事を言う業者も居ます。
必ず一緒に確認をしてください('Д')
当ブログに掲載している業者さんであれば、
確認はもちろんの事、そもそもの技術力と知識力に長けている職人さんが多い業者さんばかりです。
アンテナ設置を検討されている方はぜひご相談を(#^^#)
見積り依頼だけでも情報集めになると思いますので、おススメです。
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