地上デジタル放送を視聴するのに欠かせないUHFアンテナですが、
もっとも一般的なのが八木式アンテナです。
この八木式アンテナは住宅の屋根の上に取り付けるのが一般的です。
ただし、条件が揃えば屋内に設置することもできます。
八木式アンテナは形の都合上、
家の外観的に……と敬遠される方が多いのも事実ですが、
最近では、各メーカーが室内用のアンテナにも力を注いでおり、
室内に設置するタイプのUHFアンテナも多彩になりました。
室内に設置することで当然、ご自宅の外観を損なう事はございません。
室内に設置出来る条件とは!!
・屋内でもテレビが観られるくらいの電波が受信できる
・屋内にも八木式アンテナが設置できる広さがある
言われてみれば確かに…
というような項目ですよね(笑)
スペースが無ければやはり設置は出来ませんし、
スペースがあっても電波を受信出来なければ意味がありません。
新築物件を建てる際に、アンテナ用の部屋をひとつ設けるといったこともできますし、
収納スペースに設置しても構いません。
注文住宅の場合は、最初からアンテナを屋内に設置することを想定して造っていくのも1つの手です。
そもそも!!
何故室内に設置される事を希望される方が多いのか?
外観を損ねないというだけではありません。
ちゃんと沢山のメリットがあるのです。
1:劣化しにくい
八木式アンテナを屋外に設置した場合、
雨や風にさらされるのはもちろん、
紫外線を常に浴びてしまいます。
金属でできていますので雨に濡れるとサビますし、
風や紫外線も痛みの原因や劣化を進める原因になります。
しかし屋内に設置できれば、環境が原因で劣化することはありません。
これは非常に大きなメリットと言えます。
2:倒壊のリスクがない
屋外に設置すると、その形状から台風などの際に強風に煽られて倒れる危険があります。
しかし屋内ではその心配はありません。
またアンテナが落下すると、道を歩いている人や駐車している車を傷つけてしまうことがありますが、こうしたリスクも当然ありません。
3:メンテナンスや交換がしやすい
屋内にあれば行き来が簡単です。
そのため通常のメンテナンスもしやすいですし、
屋根の上に上ったりという危険も伴いません。
また強風に煽られたり、鳥が止まったりすることでアンテナの方向が変わるということもありません。
交換や修理の費用を抑えられるというのも大きなメリットです。
※外観やアンテナの種類について。
冒頭から申し上げている外観を損ねないという点。
そもそも八木式アンテナがカッコ悪いとかダサいという事では全くありません。
色々な種類がありますので、ご自分の好みにあうものがあるかもしれません。
卓上アンテナやペーパーアンテナなど、聞きなれない言葉かもしれませんが、
専門業者であれば当然熟知しているので、気軽に相談されてみてはいかがでしょう?
八木式アンテナ=屋根の上!
デザインアンテナ=オシャレ!
この考えはもちろん否定しませんし、その通りという事も多々ございますが。
アンテナの可能性や八木式アンテナの状況というのは日々進展致しますので、
その時々の最新情報をきちんとキャッチしましょう!(^^)!
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、
丁寧に細部までアナウンスしてくださいますので、
まずは一度、八木式アンテナの屋内設置が出来るご自宅かどうか。
ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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