毎年のことながら日本というのは台風や落雷が6月7月と多い国でございます。
本来テレビアンテナは繊細で、少しでも向きが変わってしまうと電波が受信できなくなってしまうもの。
台風後にアンテナの向きがずれたり故障したりすると、次のようなトラブルが起こります。
・チャンネルが映らなくなる
・ノイズが発生する
・E20から始まるエラーコードが表示される
誰しもがそんな被害に合いたくないとお思いでしょうし、
対策や対処出来る事があればしておきたいと考えると思います。
■台風でテレビが映らない原因
①アンテナの向きが変わってしまった
台風というのはご存じの通り、豪雨や強風が巻き起こります。
アンテナを固定している金具やボルトがゆるんでいると、
強い風の影響を受けてアンテナの向きが変わってしまうことがあるんです!
アンテナは向きがとても重要でして、
向きが変わると、電波を良好な状態で受信できなくなってしまいます…。
アンテナの向きがずれてしまったときは、業者に連絡して向き調整をお願いしましょう。
一般の方でも向きを直すだけならば可能ですが、屋根上設置の場合はご自身が落下する可能性がありますので、
業者に依頼をされた方が宜しいです。
②アンテナの転倒/落下
屋外に設置されたアンテナは強力なワイヤーや金具で固定されているため、なかなか倒れるなんて事はありません。
しかし長年風雨にさらされ、ワイヤーが緩んでくると、台風をきっかけに倒れてしまうことがあります。
その結果テレビの映りが悪くなり、ひどいときはまったく映らなくなってしまいます。
アンテナが倒れてしまったら業者に連絡して立て直すか交換するか判断してもらいましょう。
立て直しで済むケースが多いものの、アンテナ自体が劣化していたり、
ワイヤーや支柱などの部材が故障しているときは、交換を勧められることもあります。
③雨風により電波が届かない
台風の強い雨によって電波が届かなくなるケースです。
これは地デジ放送よりも、 BSやCSなどの衛星放送で多く見られます。
通常なら、雨が降った程度でテレビ映りが悪くなったりしません。
しかし台風になると、一気に雨の量が増えてしまいます。
大雨によって家のアンテナに届く電波がさえぎられ、
映りが映らなくなったり、画質の悪い「降雨対応放送」に切り替わってしまう事もございます。
台風が過ぎ去っていない状態でテレビ映りが悪くなったら、まずは待つのが鉄則です。
どうしても特定の番組が映らないときは放送局に電話することになりますが、
それも台風が過ぎて1~2日待ってからの連絡をオススメします!
④中継局が電波を出していない
そもそも中継局が電波を出していなければテレビは見れるはずがありません。
台風の日は停電も起きやすくなるため、
停電の影響で各家庭に電波が供給されない時がございます。
基本的には復旧を待つ他ございません。
集合住宅の場合は、ある程度時間が経ってから、
それでも復旧しない場合は管理人さんや管理組合等に相談してみましょう。
■台風でテレビが映らない時の対処法
①テレビのリセット
まずはテレビを再起動してみましょう。
主電源を落とし、電源プラグを抜いて数分待つ。
その後プラグを入れ、電源を入れる。
意外とそれだけで治ってしまう時が多いです。
②チャンネルの再設定
台風のせいでテレビ映りが悪くなったり、1部の番組が映らなくても、設定画面は開けることが多いんです。
お手持ちのリモコンの「メニュー」もしくは「ホーム」ボタンから地デジ・BSのチャンネルを再取得してみましょう。
③ケーブルの再接続
それでも治らない時は、
部屋のアンテナ端子とテレビをつなぐケーブルを再接続してみましょう。
テレビと一緒にBDレコーダーやゲーム機をつないでいる方は、それも一旦はずしてみてください。
アンテナケーブル自体はAmazonでも家電量販店でも手軽に購入出来ますので、抜き差ししても治らない場合は、同じものを買えばOKです。
これだけのために業者に依頼するのはちょっと勿体ないですね。
④B-CASカードを入れ直す
B-CASカードをご利用されているご家庭であれば、
こちらの抜き差しも行ってみてください。
■上記手順でも全く改善されない場合・・
アンテナの買い替え工事や修理工事が必要となります。
そういった場合はご自身ではなかなか難しく、
専門的な業者をちゃんと手配し、
しっかり治してもらい、保証などもつけてもらった方が宜しいです。
特に10年以上ご利用されている方は、新しいアンテナに買い替えるというのも1つの手です。
デザインアンテナやユニコーンアンテナなど、
新しいものやかっこいいものも沢山ございますので、
これを機会にアンテナを見直すというのはこの先の事を考えると非常にコスパが良いと思われます。
まだ設置して数年であれば保証対象の可能性もございますし、
ご自分では改善出来ない事態になった時は、早急に業者に電話してみましょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、どこもお安く丁寧な施工がウリの業者さんばかりでございます。
こういう場合はどうなの?という疑問がございましたらお気軽にご相談されてみてはいかがでしょうか?
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