基本的に地デジアンテナというのは設置したら10年前後はご利用出来ます。
ただ、永久ではありません。やはり10年前後が相場でございます。
また、天災の影響等で故障や破損してしまうということも考えられます。
アンテナは外に出っぱなしになっている為、故障のリスクが高いものです。特に屋根上に設置してあるなら尚更の事でしょう。
危険かなと感じたら倒壊する前のメンテナンスが一番大切です。
その方が火災保険に頼るよりも、安上がりになる事は明々白々というものでありましょう。
ですが、なかなかタイミングよく、自らメンテナンスされるという方も少ないです。
壊れてから対応しよう!
そういった方がほとんどなのではないでしょうか。
アンテナは屋根の上に接続されて立っている事が多いので、建物の一部としてみなされ、保険の対象となる事がございます。
火災保険というのは字面がややこしくしているのですが、火災のみならず様々な災害に対応する全方位型の保険です。
ということは!!
強風、大雨、豪雪でのアンテナ事故は火災保険の適用範囲となります。
積雪が原因でアンテナが転倒、故障した場合は「雪災補償」で対応され、
強風が原因なら「風災補償」で対応可能となり、多くの修理が無料となります。
もちろんどの保険に入っているかによって異なりますので、ご自身がどの保険に入っているのかというのは確認しておきましょう。
ただ残念ながら火災保険の対象外となる事例もございます。
それは【経年劣化】です。
仮に台風で転倒したとしても、設置後10年以上経過している場合は経年劣化と判断されることもあるようです。
その他「少損額免責」という、少額の場合は実費負担というものもあります。
その一つが「20万円フランチャイズ方式」と言われるものです。
この方式は損害額が20万円以下なら1円も支払いはされません。
なのでアンテナが倒壊した場合には、屋根や他の場所の被害も見落とさない様にして、
まとめて請求した方が良いとの事です。
もう一つが「免責方式」であり、フランチャイズ方式との違いは自身で免責金額を選べる点です。大体は「0円」「3万円」「5万円」「10万円」「20万円」の内から選べ、
免責額が高い程保険料は安いというメリットはありますが、少額の損害が出た時は実費と、
なかなかユーザー泣かせの制度です。
火事以外にも使える火災保険ですが、
ご自身がどういった内容の保険に入っているのか。
なかなか見落としがちです。
そのため、必ずご自身でどの保険に加入されているのか確認をしておくべきですし、
この機会に見直しを検討されるのも宜しいかもしれません。
ただ、どの場合が保険適応でどの場合が外れるのか。
各ご家庭によって全く異なります。
何か被害に合われた時はまず専門家に相談し、保証内なのか、実費なのかを判断してもらいましょう。
大抵、戸建てにお住まいの方は何らかの保険に加入されているかと思われますので、
保証書ごと専門家に投げてしまうというのも宜しいかもしれません。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、火災保険の事も強い業者さんばかりでございますので、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
せっかく保険に加入されているのであれば保険を使わないのは勿体ないですからね(#^.^#)
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