地デジアンテナでのテレビ視聴の場合、
≪アンテナレベル≫というものが重要になってきます。
アンテナレベルはテレビのメーカーや機種によって基準の数値などが違うので、
代表的なものが下記となります。
【地デジ】 【BS/CS】
・ソニー 【緑色】 【緑色】
・パナソニック 【44以上】 【50以上】
・シャープ 【60以上】 【60以上】
・三菱 【22以上】 【22以上】
・東芝 【30以上】 【50以上】
・日立 【45以上】 【45以上】
これらの数字はリモコンより、設定→受信レベルという項目より確認が出来ます。
上記数字より低い場合は感度が下がっているということになります。
ではどういう時にアンテナレベルが下がってしまうのか?
■まずは≪ケーブル≫です。
アンテナが受信した電波がテレビに届くまでの間に問題がある場合があります。
アンテナケーブルが壁のアンテナ端子にしっかり差し込まれてなかったり、
アンテナ端子からテレビの間に分波器や分配器などを取り付けている場合は、
そのどこかで接続が緩くなってしまう事もございます。
日々生活しているだけで振動というのは生じますので、
長年ご利用されていると特に明確な理由が無く緩んでしまう事もあるんです。
ケーブル・接続面でも色々な場合が考えられますので、
一度全体の接続がしっかりしているか確認してみましょう。
■テレビ数を増やした
アンテナ設置以降にお家全体のテレビ数を増やした場合は、
そのアンテナが受信した電波を全部のテレビに分けることになりますので、
それぞれのテレビに送られる電波は弱くなってしまいます。
この場合は、電波の強さを上げるブースター(増幅器)などを取り付けると有効です。
■チャンネル設置
チャンネル設定の確認をする
滅多にございませんが、万が一何かしらの操作ミスにより、
チャンネル設定がお住まいのエリアと変わった場合はアンテナレベルにも異常が出ます。
そのため、念のためチャンネル設定も設定画面より確認してみましょう。
※アンテナレベルを上げる方法※
一般の方で出来る範囲の事と、
専門業者さんにお願いする範囲と分かれます。
■アンテナの向き
台風や豪雨などでアンテナの向きが変わったり、
位置がズレたりということがございます。
アンテナの場合はご自身で設置される方も多く、
その場合は、ご自身で向き調整をされる方が宜しいでしょう。
専門業者に依頼して設置された場合は、保証の範囲内の可能性もございますので、
その場合は無料対応となります。
早急に業者さんに連絡された方が宜しいでしょう。
■そもそもの電波が弱い
お住まいの地域によりアンテナが受信できる電波が弱い場合があります。
弱電界地域と呼ばれるもともと届いている電波が弱い場合や、
周りの建物などが影響して電波があまり届かないなど様々です。
この場合は、現在お家で使用されているアンテナ自体が受信環境に合っていない場合もあります。
通常のアンテナとは別に弱電界地域向けに電波の受信性能が高いアンテナなども販売されています。
ブースターを取り付けて電波を増幅させるなどの方法がありますが、屋根上での作業が危険であったり、設置調査しないと効果があるかわからないので、こちらもなるべくアンテナ工事専門業者に相談してみましょう。
電波レベルが上下するということは滅多にないのですが、
悪天候が続いたり、近所に高層な建物が建築されたり、
長年ご利用されていたりすると、電波レベルに影響が出る事がございます。
ケーブルを抜き差ししたり、
設定を変えるだけで改善される場合もあるのですが、
アンテナの向きを変えたり、新しい部品が必要となると、
やはり一般の方では難しく、専門業者への依頼という形になるでしょう。
当ブログで掲載されている業者さんでしたら、
どこも安価でスピーディーな対応をしてくださる事間違いなしです。
台風の時期に備え、今のうちに点検だけでもしておいた方が宜しいかもしれません(#^.^#)
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