アンテナから受信した電波をテレビに届けるにはケーブルでつなぐ必要がありますが、
その中継点として大切な役割を担っているのが壁に設けられているアンテナ端子です。
しかしすべての部屋の壁にアンテナ端子がついている訳ではありません。
では?端子が無いお部屋ではテレビが見れないのか?
いえいえ!ご安心下さい。
ちゃんとテレビが見れるようなアイテムがございます(#^^#)
そもそもアンテナ端子とは、アンテナが受信した電波をテレビに届けるためのケーブルの差し込み口のことです。
電源コンセントと同様に室内の壁に設置されており、
部屋によってはコンセントボックスと一体になっていることもあります。
大体は各部屋にこのアンテナ端子が設置されているので、
それぞれの部屋でテレビを見ることが出来ます。
ただご自宅の状況や部屋数によってはアンテナ端子の設置されていない部屋もあります。
※アンテナ端子が無いお部屋でテレビを見る方法!
■室内アンテナを使う
一番簡単なのは室内アンテナをテレビに接続する方法です。
価格も比較的安価なものが多く、数千円程度からあります。
近年は室内アンテナの性能も上がっており、
電波を受信する精度も高まっています。
また製品もコンパクト化しており、
テレビの横の狭いスペースにも設置することができます。
結構カッコいいものもの多いですよ。
ただし、電波の弱い弱電界地域では安定してテレビが視聴できない可能性があります。
また、中電界や強電界でも少しの状況の変化によって電波が乱れることがあり、
安定して見られるかどうかは設置してみないと分からないのがネックです。
■ワンセグ・フルセグ対応のデバイスを使う
テレビを新しく購入する予定でしたら、
ワンセグやフルセグ機能がついたポータルブルテレビも市販されていますのでおすすめです。
ワンセグ機能が搭載されているスマホやタブレッドなどもテレビ視聴可能です。
ただ、やはり電波状況には影響されてしまうので、
100%快適に安心して視聴できるかというのは断言が出来ません。
■無線LAN
無線LANを経由してテレビを視聴することも可能です。
ただし必ず覚えておかなければいけない事は、
【電波の送信は出来ない】ということです。
テレビの電波を送信すると違法となり、
1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
アンテナで電波を受信して映像化した信号をテレビやスマートフォン、タブレットなどの端末に送信することは可能です。
これはDLNAというガイドラインをもとに、無線LAN環境を構築することで可能になります。
DLNAに必要な機器は主に下記の3つになります。
・チューナー(ブルーレイレコーダーなどでも可能)
・無線LANルーター(Wi-Fiでも可能)
・テレビやスマートフォン、タブレットなどの端末
端末と端子を繋ぐだけでOKですし、簡単に利用可能です。
どうしても端末と端子を繋ぐ都合上、近い所にセットする必要があります。
■光回線のテレビを使う
光回線とは、光ファイバーを使用したインターネット回線のことで、
現在は数多くの住宅で用いられています。
高速通信が可能で、テレビの映像も送受信ができます。
そのため室内のアンテナ端子がなくても、光回線をつなぐことでテレビを視聴する事が可能です。
・フレッツテレビ(NTT東日本とNTT西日本が提供している光回線テレビ)
・ひかりTV(NTTぷららが提供している光回線テレビ)
・ケーブルテレビ(各ケーブルテレビ事業者)
・電力会社系の光テレビ(auひかりなどの事業者)
■テレビ視聴のために
端子が無くても様々な方法でテレビを視聴することが出来ます。
費用もまちまちで、電波状況や生活リズムなど、
各個人で選べるのが良いですよね。
ただ、どれにしようか迷われて当然の事だとも思いますので、
アンテナ設置とは直接異なるかもしれませんが、
無線の方法や光回線会社の事など、
総合的に詳しいのがアンテナ専門業者さんです。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば、丁寧に詳しく教えてくれますので、
端子が無い部屋でテレビ視聴をご検討されている方は一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
Comentários