「引き込み線のない住宅がオシャレ!」と話題です。
美観を保つためにも、庭が電線だらけになるのは避けたいものです。
パナソニックの「スッキリポール」を導入すると、
地中から屋内に電線を配線するため、自宅の壁を傷つけることもなく、メンテナンスも簡単になります。
ただし、けっこう費用がかかります。
アンテナ設置自体は数万円で行えるのですが、
こちらのスッキリボールは30万円~60万円ほどが相場になり、
かなり自宅状況によって金額差が生じる工事となります。
そのため現地調査は必須になり、
信頼出来る業者さんに必ずお願いしてください。
価格差が出るのはどうしてもスッキリボール本体のセットになりますので、
型番によって15万円~50万円程、価格差がございます。
埋設管や引込開閉器、コンクリート基礎工事やアンテナ設置などの工事項目がございます。
スッキリポールの施工費は、引き込み線の種類や使用アンペア数、
ポールから建物への距離によって施工費が変動します。
そもそも何故このような高額なものが最近流行っているのかといいますと。
≪通常のポールで配線を引き込めない場所で設置可能≫になるからです。
例えば:
・庭木があって通常の引き込み線ではひっかかってしまう
・自宅が旗竿地(※)なので隣地の上を通ってしまう
・敷地が広く電柱から建物に距離がある
このような敷地の場合、電線を引き込めません。
しかし電線が地中を通るスッキリポールであれば、問題なく設置できます。
そして何よりタイトルにもなっている≪美観≫
スッキリポールを利用して電線を引き込むと、
建物の壁を傷つけることがなく、引き込み線が目立つこともないので建物の美観を保てます。
複数の配線を全て地中を通すため、引き込み線で外観が台無しになることがありません。
ポールはカラーを選べるので建物の雰囲気に合わせられます。
特に注文住宅で新築を検討されている方には、人気がある設備です。
費用が高いというのがデメリットではありますが、
何十年とお住まいになるご自宅です。
初期投資を費やすというのは良いお買い物だと思います(#^^#)
※施工業者様及びDIYに興味をお持ちの方※
スッキリポールの施工手順は次の通りです。
①各種部品を組み立てる
スッキリポールの部材を組み立てます。
・上部柱
・下部柱
・各種配管パイプ
・引留フックとスッキリフック
※電灯線、電話線およびCATV線を使用する場合
・アース線
・引き込みケーブル
・電灯線 ※使用する場合
・スッキリキャップ
②ポールを仮で建てる
基礎穴を掘りポールを建て、土で埋め戻します。
ポールを建てたら、スッキリボックスを取り付けます。
③屋内への配管と配線
屋内へ配管し、ケーブル類を配線します。
ポールから屋内に配線する際に、謝って掘り起こさないように、
配管の上にサインを表示しておきます。
④ポールをコンクリートで固定
コンクリートを流し込み、仮建てしたポールを固定します。
引込電線の重さでポールが傾く分、引き込み線と逆方向に傾けて設置します。
⑤電線(架空線)を引き込む
電柱から電線(架空線)をポールに引き込んで完成です。
※Panasonic公式サイトより引用※
上記の通り、公式サイトで手順が紹介されておりますので、
知識や技術、道具をお持ちの方はご自分で設置も可能ですが、
保証の兼ね合いや手間を考えると、専門業者さんにご依頼された方が良いでしょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、
より詳しくお客様一人一人に合わせたメリットデメリットを説明してくださる優良業者さんばかりですので、
ご自宅外観を気にされる方はぜひ一度ご相談されてみては?
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