新しい土地、新しいお家、新しい人間関係。
新築引っ越しは全てが新しく、ウキウキすること間違いなし!
ご近所様との付き合いで新しいお友達が増えるのも楽しみの1つだと思います。
ただ、トラブルが生じやすいのも人間関係です。
近隣とのよくあるトラブルの1つに挙げられるのが【越境問題】です。
越境(Goo辞典より);
境界線を越えること。特に、法的に定められた領界を無視して侵入すること。
具体的には、隣家に草木が侵入してしまったり、
日差しを遮ったりすることでご近所トラブルに発展してしまうケースです。
そして、地デジアンテナも意外とトラブルを起こしやすい設備です。
そもそも何故そのような事が起きるのか?というと答えは2つです。
1:被害者になってしまうパターン
最初に設置したのが貴方で、後から隣人が設置した場合。
隣人のアンテナを設置した業者さんの配慮に問題があります。
民法の規定によれば、隣地の樹木の枝や根が境界線を超える場合、
所有者にその切除を求めることができます。
具体的には、隣家のテレビアンテナのアンテナ部分や配線が自宅の敷地内に入り込んでいる場合、
所有者にその移動または撤去を要求することができます。
2:加害者になってしまうパターン
隣人宅が最初からあるにも関わらず、
貴方のお宅を設置した業者さんに配慮が無かったパターンです。
自宅のテレビアンテナが隣家の敷地に越境している場合は、
自分自身で問題を解決する必要があります。
まずは隣家の所有者と協力して、アンテナの移動や撤去を話し合うことが重要です。
お互いの合意が得られれば、問題は解決できます。
もちろんご自身でアンテナを設置していた場合は別ですが、
大抵は業者さんが設置していると思いますので、
越境トラブルが生じた際は速やかに業者さんに連絡をしましょう。
ただ、アンテナがわずかに隣家の敷地に突き出ている程度の軽微なケースであれば、
隣人との話し合いによって解決できる場合も多いです。
ただし、口約束だけでは、数年後に忘れられたり、
新たな住人に理解されずに再度トラブルが発生する可能性もあるため、
明確な文書(同意書など)を作成しておくことがおすすめです。
また、相手に頼みごとをする場合は、あらかじめお礼の品(菓子折りなど)を用意すると良いでしょう。
現在は屋根の上に設置する八木式アンテナだけではなく、
デザインアンテナやユニコーンアンテナなど、色々な種類のアンテナが販売されております。
受信感度だけで考えれば八木式アンテナが最適なのですが、
ご自宅の外観の見栄えや越境問題などを考えると、
デザインアンテナ(平面アンテナ)に切り替えるというのも1つの手段です。
これから新居を建築される場合は最初から八木式アンテナ以外のものを選定しておいた方が良いかもしれません。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんでしたら、お客様だけではなく、
隣家や近隣への配慮も当然ながら行う優良業者さんばかりです。
トラブルを抱えてしまう前に、最善の対処をご相談されてみてはいかがでしょうか?
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