地デジアンテナ工事で一番費用が上下するポイントとしては、
≪ブースター≫と呼ばれる機器の存在です。
これをつけるかどうかによって、費用はだいぶ変わってまいります。
そもそも一般の方にはあまりなじみがないブースター。
そもそもの必要性や選び方、設置の仕方などわからないことだらけだと思います。
簡単にネットを検索しただけでは、
≪ブースターを付ければテレビが見れる≫とか
≪ブースターを設置するだけ≫など。
とりあえずテレビを見るために必要な機器なんだろうなということは推測出来ますが、
どういう役割で、どういうものなのかが分からない事が多いと思います。
「そもそもブースターってなに?」
ブースターとは、アンテナで受信した電波を強くする機器です。
アンテナの直下に設置されることが多く、四角い箱のような物です。
設置する前に、ブースターの基礎知識を知っておくことがトラブルを防ぐコツだと思われますので、
いくつかご紹介させて頂きます。
①ブースターが必要なとき
電波を強くする機器でございますので、
当然電波が弱い時に必要となります。
じゃぁ、その電波が弱い時ってどんな時なの?
ってお話しですが。
■住んでいる地域の電波が弱いとき
電波塔から電波が配信されているわけですが、
電波塔との距離、周りの建物などの障害物が関係して、
届く電波の強さが地域によって異なります。
電波が弱い地域に住んでいると、
受信感度が高い八木式アンテナであってもうまく電波をキャッチできないことが多いです。
そういう時にブースターが必要となります。
ブースターを通じて電波を増幅させることで、
電波が弱い地域でも安定してテレビを楽しむことができるようになります!
■複数台でテレビを見るとき
今はご自宅に複数台のテレビを設置されているご家庭も少なくありません。
リビングに1台、寝室に1台、子供部屋に1台と。
一家に一台という時代ではなくなりました。
複数台でテレビを見るときには、分配器という周辺機器が必要になります。
分配器とは文字通り、アンテナで受信した電波をそれぞれのテレビや部屋に分配する機器です。
この分配器を使って電波を分けると、テレビ1台1台に届く電波がどうしても弱くなります。
そういう時に電波感度をあげるブースターの出番となります。
■アンテナからテレビまでの距離が長いとき
アンテナで受信した電波は、ケーブルが長くなればなるほど電波が弱まります。
そういった際にブースターで感度をあげるという形になります。
ではブースターを選ぶ時は何を基準にすればいいのでしょうか?
設置場所
増幅効果
選ぶときの目安
などなどいくつも基準がありまして、
非常に難しく専門的になります。
一般的には、テレビがほとんど映らないくらい電波が弱い地域に住んでいるときは、
建物全体をカバーするような屋外型ブースターの設置がおすすめです。
分配器を使っていたり、少し映りが悪い程度であれば、
屋内型ブースターでもテレビ映りが解決することがあります。
お客様の状況によってどちらがベストか?というのは変わってくるので、
「どっちを選べばいのか分からない!」という時は当ブログでも紹介させて頂いている、
専門家に相談するのがベストです。
■今日はここまで!!
まだまだブースターについて書ききれておりませんが、
あまり長すぎると読む気も無くなってしまいますので(笑)
またの次回に。
次は費用について書かせて頂きたいです。
高額な為、ブースターを設置するか否かで料金が大きく変わります。
もし次回のブログまでに設置が必要になった場合は、
当ブログで紹介させて頂いている専門業者までお気軽にご相談下さいませ。
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