インターネットでありとあらゆる物が簡単に買える時代。
何でも買えるとまでは言えませんが、大抵のものが購入出来るようになりました。
以前は専門業者しか取り扱っていない商品や、問屋でしか買えなかったものなど。
一般の方でも専門職の方と同様に買い物が出来るようになった便利さと同時に、
間違えた買い物をしてしまう方も非常に増えてきております。
今回は間違えてテレビ部材を購入しないように!
注意喚起の内容となっております。
大規模なアンテナ工事の場合は、専門業者さんにご依頼される方が多いと思いますが、
テレビに表示されるエラー番号によっては、わざわざお金をかけて業者を呼ぶ必要が無く、
ご自分で手軽に対応することが出来る事象も多いです。
一番簡単な方法で言うと、
・電源を切る
・ケーブルを抜き差しする
こういった事はどなたでも簡単に出来る対処策です。
テレビが映らなくなった時、慌てず冷静に、
まずは一度お試しください。
それでも治らない時は某大手通販サイト様でも簡単にケーブルなどが購入出来ますので、
業者さんを呼ぶよりはお安く早く治す事が出来る事もございます。
ただしテレビの配線に用いられる同軸ケーブルは、
複数の種類のものが市販されています。
そのため、自分で接続をしようと思っても、
どのケーブルを選べば良いのかわからなくなってしまいがちです。
テレビの配線に用いられるケーブルは高周波用のケーブルの一種で、
一般的に「同軸ケーブル」と呼ばれてます。
内部構造は主に4層になっており、
内側から
・内部導体
・絶縁体
・外部導体
・外部被覆となっています
軸が同じ円筒が幾層にも重なっていることから、
同軸ケーブルと呼ばれるようになりました。
同軸ケーブルにはいくつか種類がありますが、
その区別に用いられる単位の一つが「Ω(オーム)」です。
これは特性インピーダンスという、
信号が流れたときに発生する電圧と電流の比を表す単位です。
市販されている同軸ケーブルには、
主に50Ωと75Ωの2種類があります。
テレビの配線に用いられるのは75Ωで、
50Ωのものは主に無線機などに用いられます。
75Ωのものはパッケージに「テレビ用」と記載されていますので、
間違えて50Ωのものを購入しないように注意してください。
また、同軸ケーブルは太さにも種類があり、
「C」という単位によって見分けることができます。
テレビ用として市販されている同軸ケーブルは主に「3C」「4C」「5C」の3種類がありますが、
数字が大きくなるにつれて太くなります。
と・・・・ご説明させて頂きましたが、
全くこういった事に興味や知識が無い方ですとチンプンカンプンかもしれません……
もしご自分で用意する時は、必ず【今何を使っているのか】をチェックしてください。
同じ物を買えば問題はありません。
また、ケーブルと同時にプラグというものも必要になります。
同軸ケーブルをアンテナ端子やテレビに配線する際は、
電波が漏れるのを防止するためのプラグが必要になります。
・ストレートプラグ
端子に差し込むだけで接続することができるプラグ。
汎用性が高く、最も多く用いられています。
・L型プラグ
先端がL型になっているプラグ。
アンテナ端子に差し込んだ際に、同軸ケーブルがL字に接続され、
壁やテレビなどに沿うようになるので、スペースが狭い場所で用いるのに最適なプラグです。
ただし、アンテナ端子の周辺の状況によっては、接続が難しいケースもあります。
・F型プラグ
ネジ込み式のプラグ。しっかり固定して接続できるため、万一の事故を防ぐことができますが、
一度取り付けると外すのが難しいため、テレビの位置を変えるなど、
ケーブルの抜き差しを頻繁に行う場合には向いていません。
同軸ケーブルには先端にプラグがついたものも市販されていますが、
プラグが取り付けられていないケーブルを購入する場合は、
プラグを別途購入する必要があります。
用途に応じて、プラグの形状をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
間違えて購入しないように、自信が無い方はネット通販で購入するのではなく、
設置状況やアップの写真などを複数枚撮影し、家電量販店に行く事がおススメです。
店員さんに相談も出来ますし、安価で部品を購入することが出来ます。
ただ、それでもやっぱり不安…
という方は専門業者にご依頼をされた方が宜しいでしょう。
業者に依頼と言っても、内容によっては電話で解決することもございます。
家電量販店のように写真を専門家に見せ、具体的な指示のもと、部品を購入する。
取り付けて貰うというだけの依頼も出来ますし、
部品を用意して貰うところから始める事も出来ます。
間違って部品を買ってしまい、使い道の無いものが自宅に転がっているという状況よりは、
専門業者さんに依頼してしまうのも手だと思います。
興味がある方はご自分で試してみて、
自信が無い方は専門業者さんに来て頂いた方がいいですね(#^^#)
テレビはまだまだ身近な存在です。
壊れてしまった時の対処法をいくつか身に着けておくというのも非常に便利だと思います☆
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