12月は引っ越しシーズンの1つでして、
引っ越しの際は何かと準備や手続きが大変です。
電気水道ガス、ネット契約やお子様がいらっしゃる場合は、
転入手続きなど。
細かいところをあげたらキリが無い程、手続きや申請、変更など生じると思います。
盲点になる項目もいくつかあるのですが、
その中の1つが【地デジアンテナ】です。
新居にアンテナがついていない場合は設置しなければなりませんし、
新居に古いアンテナがついている場合は撤去が必要です。
また、今お住まいのご自宅のアンテナ所有者がご自分の場合は、
撤去して新居に設置することも出来ます。
古いアンテナが残ったままですと経年劣化から劣化する恐れもありますし、
何キロもある鉄の塊が落下なんて・・・・
考えただけでもゾッとする出来事です。
また、屋根や外壁の劣化を進めるということも考えられます。
テレビアンテナを放置しておくとまずは屋根や外壁を劣化させます。
その原因は雨ざらしになっていることで発生するサビです。
使用していないアンテナはメンテナンスもしませんから、腐食してサビが生えてしまいます。
もちろんアンテナ本体だけではなく、屋根馬や支柱、ステーアンカーなどの固定金具が錆びることもあります。
そのサビが、雨などによってさらに屋根や外壁などに移っていきます。
そしてサビが付着した屋根や外壁は腐食していき、そこから雨漏りが発生します。
室内に雨が入ってしまうと、家の内側の腐食が進んでいくことになります。
サビが広がることでアンテナ自体の強度も落ちてしまい、
素子が折れたり、アンテナ本体自体が倒れたります。
その際に屋根などを傷つけてしまい、そこから雨漏りが発生することもあります。
最大の危険性はやはりアンテナの落下および転倒です。
アンテナが倒れても屋根の上で止まっているのであれば被害は自分の家で済みますが、
より被害が大きくなるのが落下したときです。アンテナは大きさが3メートルくらいで、重さが5キロほどあります。このアンテナが落ちたときに、近くの歩行者に直撃したら大きなケガにつながることは想像できます。
この通り、色々なリスクがありますので、なるべくなら古いアンテナは撤去することをおススメしております。
また、単純にご自身の所有物で数年しかご利用されていないのであれば撤去して新居に設置する方がコスパとしても優れております。
◆ご自身で撤去する方法◆
屋根の上に登りやすい環境であればご自身で撤去することも可能です。
上記の通り5キロ程度ですので大人の男性であれば、そこまで重いものではありません。
手順としては、
・支持線を切断する
・アンテナ本体を取り外す
・支柱や固定金具を取り外す
・固定金具を下ろす
大体このような流れになります。
設置ではなく撤去ですので、ちょっとした工具とDIYの知識等があれば、
そこまで難しいものではありません。
ただ、屋根の上は滑りやすくもなっておりますし、
金具などが足元に落ちるとケガのもとですので、
必ず手袋と長靴や安全靴などで作業をしてください。
◆専門業者に依頼◆
当ブログとしては、念のため、専門業者さんへのご依頼を推奨しております。
ご自身での撤去は可能ではありますが、高所での作業になりますし、
物の落下だけではなくご自身の落下リスクも考えると、
専門業者のプロの職人にお願いするのが最適でしょう。
また、撤去したあとへの新居への設置や処分方法なども、
そのまま業者さんにお願い出来るため、トータルのコスパとしては優れる事が多いです。
ご自身で設置したいという希望であればそれも可能ではありますが、
有資格を要する作業も新居では生じるかもしれませんので、
業者さんへの依頼が費用はかかるにせよ、結果的にお得になるケースが多いです。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであればスムーズな対応もしてくださいますので、
まずは依頼ではなく、撤去や処分方法など、気軽にご相談だけでもしてみるのはおススメです。
古いアンテナの設置や利用は大変危険ですが、なかなかリスクをイメージ出来ないかと思います。
どの程度劣化しているのかという判断も難しいので、年末は駆け込み工事で業者さんも忙しくなる時期ですので、
なるべくお早目に相談だけでも電話された方が宜しいかもしれません☆
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