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デザインアンテナのデメリットとその真実【2019年版】


    デザインアンテナはアンテナ界では下記のようなデメリットがあるといわれています。

    ・電波の受信感度が悪い・ブースターが必要となる可能性が高い。・電波塔であるスカイツリーの方向に建設物があると受信状況に影響がでる可能性ある。


    そもそもブースターや受信感度なんてわからないよ!という方が大半だと思うので、デメリットの意味とその本質について確認していきましょう。


    結論から言えば、デザインアンテナの性能は現在、他の地デジアンテナ(魚の骨のような形をした八木式アンテナ)とほぼ同等です。


    また、ブースターの有無は地域の受信状況よりもテレビの台数に大きく左右されるため、デザインアンテナ固有のデメリットではありません。

 


   デザインアンテナは電波の受信感度が悪いのか?


    テレビのアンテナの電波の受信感度(電波を受信する性能)は何によって決められているかというと素子数により決まります。

    素子とは八木式アンテナの横棒のことで、多いほど受信感度が良くなります。


    デザインアンテナなど「素子」が目に見える形ではないので、20素子相当といわれています。

    20素子の八木式アンテナと20素子相当のデザインアンテナは性能が同じアンテナということです。

    八木式アンテナは27素子までで、デザインアンテナは26素子相当までとなっていますので、確かに素子数による性能の比較は八木式アンテナが勝ちという事になります。

    実際に27素子のアンテナを使わなければいけないことは多くはく、26素子以下のアンテナで十分なので単純な素子数の比較をするのはナンセンスでしょう。

    デザインアンテナの受信感度が悪いと言われている最大の理由は八木式アンテナが屋根の上に設置されることが多いのに対して、デザインアンテナが壁面に設置されることが多いことです。

 


デザインアンテナは設置場所が限定されてしまうのか?


    アンテナは地面からの高さが高いほど電波の受信感度は良くなります。

    電波塔であるスカイツリーに近い地域やアンテナの向きがスカイツリーに正しく向いているほど、電波の受信状況は良くなる傾向はあります。

    デザインアンテナを壁面に設置する際にはスカイツリーのある方角の壁面に設置することが多くなりますが、隣の住宅との兼ね合いでそれが難しい場合は設置場所が限定されてしまうことがあります。

    結果的に壁面にデザインアンテナを設置するより、屋根の上に八木式アンテナを

設置するほうが受信状況が良い場合は出てきます。

 




   デメリット解決策


    2012年まではテレビアンテナの電波は東京タワーから発信され、テレビアンテナの設置が難しい地域や電波状況の良くない地域が多かったです。


    状況が劇的に変わったのが、スカイツリーの電波塔・観光施設としての開業です。

    これにより現在、多くの地域では受信状況が大幅に改善しました。

    デザインアンテナの性能もここ数年で飛躍的に進歩し、素子数も他の地デジアンテナと見劣りしないものとなりました。

    実際のところほとんど差はないのですが、それでも「八木式アンテナは設置できるけど、デザインアンテナは難しい」という場合の解決方法があります。

    それは、屋根裏に設置することです。

     屋根の形状にもよりますが、屋根裏の頂点に設置することで屋根の上に設置するのとほとんど同じ高さでアンテナが設置できます。

    これにより受信状況が屋根の上とそん色ないものとなり、デザインアンテナのメリットである外見を損なわないという享受することができます。


     一般的に費用面でデザインアンテナはUHFアンテナ(八木式アンテナ)より高くなる傾向にありますが信頼できる会社を見つければ色々な提案をしてくれるはずです。


    信頼できる会社選びをしていきましょう!

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