黒くて曲がりづらいケーブルといえば想像がつくのではないでしょうか。
現在のテレビ放送では見た目は同じ同軸ケーブルになるのですが、導線素材が低損失なものが使用されています。
地デジなどを良質に見るのであればケーブルも専用を使用することが大切ですが、どこで区別することができるのでしょうか?
品質を重視してテレビを見たい場合!
アンテナを利用して高品質に番組を見ることを考えれば、やはり十分な受信データが得られるような対応をしておく必要があるのです。
特にデジタル放送は信号レベルが一定値を割ると画像すら写りません。
設置環境の電波状態の調査をしっかりと行って最適な感度が得られるアンテナの選択をして、室内に引き込み取り回すケーブル類も信号損失の少ないものにして対策を講じる必要があります。
受信信号を多くの部屋に分配するとなれば十分な出力が必要になるので、ブースター装置なども設置して分配による損失を軽減することで高品質な映像による視聴が保証されます。
設置場所の電波状態の確認と調査結果に基づいたアンテナや部材により工事をすることが高品質を得られるために必要なことになるのです。
高くて良いと言われるケーブルが良いのか?
地デジやBSとなるとデータ量も多くなり高品位な受信波を損失なくテレビへ接続する必要があります。
そういう意味ではアナログ時代の主流であったケーブルは、現在の地デジ環境ではあまり適していないといえます。
現在はデジタル放送の電波受信から伝送に適したケーブルが使用されています。
因みにケーブルには3Cや5Cの形式がありますが、この数字が高いほど同軸ケーブルが太くなります。
アナログ時代のケーブルと違って信号損失を低減させた素材を使っています。
ただ、見た目は変わりないので形式や特性を確かめて最適なケーブル選択することが必要です。
一定のレベル以上であればケーブルグレードが高いことの影響より、アンテナやブースターや分配器などによる品質影響の方が高いといえます。
プロオススメのケーブル
専門的な話になりますが、地デジ用とかデジタル用の5C-FBのケーブルを使用していればまったく問題ありません。
ただ、3Cに比べて5Cは太くて取り回したりする際に曲がりづらい点はあります。
単純なことですが太ければ太いほど信号は流れやすくなるので、長い距離を引き回したりする場合はとても有利になります。
ケーブルについては一定の性能があれば、グレードが高くても品質にそれほど大きな影響はでません。
プロが進めるおすすめのケーブルとしては「5C-FB」タイプのもので、コネクターもしっかりしたF型のものであれば全く問題はありません。
実は強電地帯ではコルクター部からも電波が入り干渉し合って視聴に影響が出ますので、ケーブルとコネクターを含めて考えると良いでしょう。
ここまでケーブルについて触れてきましたが、基本的に同軸であることと地デジ全盛になりケーブルは少なくとも「3C-FB」以上のものであれば、視聴品質も高品質が保てます。
見た目がほぼ同じである「3C-2V」などにしないように注意をしましょう。
もしアナログ時代のケーブルを使用していたら、交換しましょう。
見られていてもより高品位な視聴が交換することで可能になります。
ケーブルのコネクター形状も含めて、デジタル対応としているものを選択しましょう。
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